SP値検索エクセルソフト(溶解度パラメーター検索)
SP値の検索エクセルソフト(溶解度パラメーター)

SP値の利用とは

溶解度パラメーター(SP値)検索エクセルソフト



SP値検索(Solubility Parameter Search、溶解度パラメーター、化学データ)


 インターネット上の様々なSP値データを集めて検索できるようにしたのがこのエクセルソフトです。このエクセルソフトを使えば簡単操作でSP値を検索できます。

SP値検索エクセルソフトSP値検索(Solubility Parameter Search、溶解度パラメーター、化学データ)



 CAS番号・化学品の製品名(日本語・英語)・SMILESでSP値および δd・δp・δhを検索可能です。

【エクセルソフトのメリット】
 2つの物質の混和性を評価するためには、各物質のSP値がよく用いられます。それぞれのSP値が近いもの同士が混ざりやすいとされます。

 ・溶質を溶媒に溶解させて反応する必要のある化学系の実験・検討には有効でしょう。
 ・塗料・インキ等の配合設計にも有効でしょう。
 ・環境対策でVOCの削減が求められる際の溶剤変更にも有効でしょう。
 ・コストダウン対策で溶剤変更する際にも有効でしょう。

 検索できない場合はどうするのでしょうか?
 自分で計算しましょう。SP値を計算するには多くの方法があります。 SP値は分子間の分子間力の尺度であるため、密度、沸点、分子量、OH基の数から計算されるSP値は比較的正確です。こちらで紹介している低沸点用SP値計算エクセルソフトを使ってください。

 一方、沸点のない高分子量ポリマーについては、他のエクセルソフトで計算してください。分子構造が既知の高分子量ポリマーの場合、Fedors理論を使用してSP値を計算できます。 こちらで紹介しているFedors理論を使用して高分子量ポリマー用SP値計算エクセルソフトを使ってください。

 構造の分からない樹脂のSP値を求めたい場合にはどうすればよいのでしょうか。

 この場合に自分でSP値を測定する必要があります。

 樹脂のSP値の測定方法の中で「濁度滴定法」(樹脂溶液に貧溶媒を添加していった際に白濁する点を滴定する方法)が有名です。こちらで紹介している濁度滴定法を使用してポリマーびSP値を実験して計算するエクセルソフトを使ってください。
SP値検索サイトに関するページ
可塑剤や溶剤の溶解パラメータ(SP値)
可塑剤や溶剤の溶解-溶解度パラメータ数値順
ポリマーと溶剤のSP値