鉄道会社の売買時期と理論売買価格の関係について
土地の理論価格の算出法(鉄道/プレイ人数:5人 状況:0.5~4周目)
一つ前のページでは、1周目における、鉄道の1つ目と2つ目の交渉価格を計算してみました。
条件は5人でのゲーム。全員が3.5周も回れば、そろそろカラーグループが揃い、大きな資金移動が始まると仮定します。
この時点(3.5周)で鉄道グループは4つの土地を揃えておかなければ勝負になりません。
2つめ以降の鉄道を手に入れる場合、その後の鉄道の運営戦略も含めて検討しましょう。
さて、鉄道を4つ揃え、他のカラーグループは揃えることができなかったと仮定しましょう。
相手にカラーグループを揃えさせたとしても、こちらは現金を手元に残すよう交渉しなければなりません。
鉄道会社では、独占をしても、相手を破産に追い込むほどの破壊力はありません。
交渉で現金を手元に残しておけば、大きな資金移動が始まったとしても、すぐに破産に追い込まれることはないでしょう。
そこで、一つ前のページ(公共会社)で計算した時よりもさらに1周すすんだ、4.5周後の収益を元に、どれだけ回収できるかを計算し、そこから理論売買価格を求めましょう。
理論売買価格の計算方法は一つ前のページ(公共会社)を参照していただくとして、計算結果は下表「鉄道会社の売買時期と理論売買価格の関係について」に示しています。
鉄道会社の価値は、時間と共に下がっていきます。全員が1周を終えたころの鉄道4件めを相手から交渉で購入する場合の理論売買価格は$1390。
しかし、1周ごとに$350ずつ価値が下がっていくことが、結果から予想されます。
とにかく、鉄道は早く交渉をまとめて、相手よりも有利な立場を築くことが必要ですね。
鉄道会社の売買時期と理論売買価格の関係について

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伊本晃暉 E-mail
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