バラ買い理論の作成奮闘記01

バラ買い理論の作成奮闘記01


 バラ買い理論とは簡単に言うと、1等と2等が重複しない買い方です。つまり、理論を完成させるためには、重複を避けるように作成していきます。
 では、7ダブルの展開( toto Multi Helper Software さんの呼び方を借用)を例にバラ買い理論をどうやって作成したか説明しましょう。この、ダブル7の展開は非常に美しく、かつ、効率的な展開でありこのような作品に出会えると感激できます。(逆に、簡単に展開できてしまったのだが・・・)
 まずは、下図のように7ダブルでカバーされなければならない、全組み合わせを抽出します。7ダブルの場合、2の7乗(128通り)を書き出します。(私は、パソコンのエクセルで抜き出しソフトを作成しております。)
 
 
 
 まだまだ続きますが、以後省略。128通りを抜き出したら、まず、本命7つを購入したと仮定します。(本命を0とする)
 
 128通りの中から、左図の0000000と1000000・0100000・0010000・0001000・0000100・0000010・0000001の合計8つをチェックする。これは、1等当選と、1つハズレの2等を示しています。つまり、1つ買うことによって、1等1本。2等が7本当選可能ということがわかります。
 全128通りで、1つ購入により8組み合わせをカバーできるので、1等と2等の重複が全くなければ、128÷8=16で16通りのtotoの購入で、バラ買い理論は達成できることとなります。
 さて、重複なく買うにはどうするのがいいのでしょうか。2通りめは次のように買ってください。

 
 先程と同様に128通りの中から、左図の1110000とその1つ違いである0110000・1010000・1100000・1111000・1110100・1110010・1110001の合計8つをチェックします。左図の1110000はどうやって選んだかを説明すると、先に選んだ0000000とは3つ異なるもの(1が3つ含まれるもの)を選びました。なぜなら、0000000を先に選択した時点で、1つ違い(1が1つのもの)が、すでに全部カバーされており、2つ違い(1が2つのもの)を選択すると2等の重複となるからです(例えば1100000を選ぶと1000000は2等の重複となる)。

 理論作成奮闘記02へ続く
 (伊本 晃暉)

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